イップスと怪我
こんにちは! ひろむです!
今回はイップスと怪我というテーマについて書いていきます!
実際にイップスになる人の原因として、過去の自分の失敗や経験がトラウマとなってしまうパターンが野球の場合多いのではないかと思います。
しかし、怪我が原因でイップスを引き起こしてしまう例も少なくありません。
現に私も、その一人です。
中学校の野球部に所属していた当時、冬の練習で肘と肩を同時に痛めてしまいました。
自分は中学の時はその野球部でレギュラーでもあり、部員数も4~50人程いたので、自
分から怪我を申告してポジションを外れてしまうことが恐怖に感じ、なかなか周
囲に怪我のことを言い出すことができませんでした。
その結果、痛む箇所をかばって投げてしまう癖がつき、そこからそれまで良い感触で投
げれていた投球フォームを見失い、イップスを引き起こしていってしまいました。。。
私はそれまで、肩の強さを強みにずっと外野を守っていました。
外野からのスローイングにもそれなりの自信を持っており、決して自分が弱肩だと思っ
たこともありませんでした。
しかし、怪我を経験し、そこから自分がイップスの症状が出始めてからは、
外野からホームへの送球も精いっぱいとなり、キャッチボールをするにもなかなか制球
が定まらず、ボールが相手まで届かないということも多々ありました。。。
当時はまだイップスへの理解は浅く、自分の実力が足りず、ただ下手になったのだと
思ってました。
確かに中学三年時の自分の野球の実力などたかが知れるものであったかもしれません
が、それだけが原因でないことが確かであるのも知りました。
この私の経験から言えることは、まず怪我かもしれないと感じた時点で無理して投げるのはやめてほしいということです。
けがをすると、どうしても痛む箇所をかばって投げてしまいがちになります。
その結果、そのかばう投げ方が変な癖となり、自分のフォームに無意識にしみついてし
まいます。
そうなってしまうことで、怪我する前まで使えていた身体の部位を使えなくなり、一気
に自分の投球フォームに狂いが生じてしまうことにつながりかねません。
一度ついた変な癖を取り払うのはなかなか大変です。。
これは経験したので、よくわかります。
ですので、どこか身体に痛みを感じた場合は、すぐに監督やコーチに、痛みがあること
を報告し、痛む箇所の治療や回復に努めてもらいたいと思います。
しかし、チーム事情や、自分のポジションが気になって言い出せない方もいると思います。
ただ、今後の野球人生その怪我が原因となり、イップスで長期間苦しんでしまう例もあ
ることも頭に入れて、できるだけ冷静に自分の身体と相談してみてほしいです。
イップスは誰にでも起こりうるものです。
ですので、できるだけイップスに苦しむ前に自分の身体を守っていってほしいです。
怪我が治れば、徐々に投球も再開することができ、これまでの身体の動きやフォームを思い出しながら、練習していくことができます。
怪我をして肩や肘、腰、股関節などが痛い、または、痛めたことが原因で投球フォーム
に狂いが生じ始めていると感じたら、まず焦らずその怪我の箇所の治療に努めていきま
しょう。
怪我も治らず、イップスになるよりは、
怪我を完治させ、全力で投げれるようになったほうが遥かに良いですよね♪
ぜひ皆さんの今後の野球人生素晴らしいものにしていくためにも、
怪我の治療、回復や、身体のコンディション調整は、今から大切に行っていってほしい
です!
では今回はこの辺で失礼したいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>