なぜイップス克服に、『ネットスローor壁当て』は必要なのか...
こんばんは! ひろむです!
今回は、イップス克服において、
私自身が常々おススメし、お伝えしている、
『ネットスロー』や、『壁当て』について、
今日はその重要性や、
必要性についてお話していこうと思います。
よくお悩み相談される方や、
もうすでに私の無料のマニュアルなどを、
手元のスマホに保存されてる方などには、
イップス克服するうえで、ネットスローor壁当てが重要
であることを、
既にお伝えしてきています。
しかし、
このネットスローや壁当てに関しては
おススメしてはいるものの、
ただ単にこなせば良いというものでも
ありません。
しかし、そもそもこの
二つの練習法が、
「なぜ?」
そこまで必要であるのかわからない...
あるいは、「ただ言われたからやっている」
といった状況で、
何の意図も目的もなくやっていると、
正直言って何の効果も生まないどころか、
ただただ肩が疲れてしまい、
何の発見もなく、良い感覚も得られない
ままの状態が続いてしまいます。。。
しっかりと意図を持った練習を
今後悩んでいる方には行ってもらいたい
ため、
ネットスローや壁当てが必要となる
理由を、今回このブログにてお伝えしていこうと思います!
主に私がネットスローをおススメしている
理由としては、主に、
3つの理由
が、あります。
①あらゆる投げ方や、感覚を試せるから。
まず第一は、この「試せる」環境が、
ネットスローや、壁当てには、
あります。
普段のキャッチボールでは、
相手がいる中でのスローイングにも
なりますので、
「暴投できない...」
「良い球投げてあげないと...」
といった感情にもなりやすいですが、
相手も誰もおらず、
自分のペースで投げ放題の
環境においては、
あらゆるスローイングを
自分でいくらでも試せる機会になります。
ここでただ何の目的もなく
ネットに向かって延々と投げていては、
時間がもったいなさ過ぎますので、
しっかりと自分が試したい内容の
アプローチをはっきりさせた上で、
その時の感覚や、投げてみた感触
をしっかりと試し、振り返ってみたり
して下さい。
この、
「試した数が多ければ多い人ほど、早くイップス克服に近づく」
と思ってください。
ここで何も試さないで投げてばかりの人や、
全くスローイング練習をしない人は、
イップス克服に後れを
取っていると思ってもらいたい
かなと、思います。
②量を投げ込めるから。
二つ目は、この「量を投げ込める」点です。
単純に「量を多く投げ込んだ人」ほど
イップス克服には、早く近づきます。
これ、「間違いないです」
ある二人の選手がいるとします。
1000回バット振り込んだ選手と、
1回だけしかバットを振りこまなかった
選手...
ここで例え両方の選手が次の試合で
結果が出なかったとしても、
1000回バット振り込んだ選手の
方が、それだけの量をこなした上での
試合の結果になるので、
次に向けた改善をし、
何か技術や、アプローチを、
また試すことができるようになります。
しかし、1回しか振り込んでない選手ですと、
やってる量が元から少ない状況ですので、
そもそもの量が足りずに打てなかったのか、
今の技術がダメで打てなかったのか
分からない状態になってしまうため、
いつまで経っても、打てるようになる
ための効果的な練習ができないまま
となってしまいます。。。
イップス克服もまさにこれと同じで、
ここで大事なのは、
『量をこなした先に、質がある』
と思ってもらいたいです。
そもそもの量をこなしていないと、
練習の質が上がったり、自分の良い感覚を
掴むきっかけすら得られない状態が
続いてしまいますので、
とにかくこの「ネットスロー」と、
「壁当て」で、しっかり毎日
量を投げ込んでもらえたらなと思います。
③緊張感がない状況で投げれるから。
最後の三つ目が、
「緊張感のない状況で投げれる」
という点です。
✅全く相手もおらず、
いくらでも投げ放題の状況...
✅たとえ暴投しても誰にも怒られないし、
迷惑がかかることもない。。。
これほどイップスに悩む選手にとって
最高の環境で投げ込むことができる練習は、
なかなかありません。。。
そして、あなたには、
失敗を特に考えることなく、
思い切り自由に投げ込んで、「投げる事の楽しさ」を、もう一度感じてほしい
と、思ってます。
暴投なんていくらでもしてもらって
構わないです。
周りを気にしたり、
何かを気にしたりすることなく、
「投げててなんだか楽しいな...」
といった感覚や、感情をつかめれば、
今後、スローイングで悩むあなたにとって、
「投げる事」は、敵ではなくなります。
大抵イップスに悩む選手は、
「投げること」自体がもう自分にとって、
敵となってしまい、
✅極力ボールを投げたくない...
✅ボールを投げなきゃいけない状況になりたくない...
といった思考になりがちです。。。
「なんか投げる事って楽しい...」
「今度こんなこと意識して、
投げてみたいかも...」
こんな気楽な感情をもてる状況に
なるには、
まず「ネットスロー」や「壁当て」などの、
自分以外の人に全く迷惑も
かからない、気楽な環境で、
暴投なんて気にせず投げれる状況で、
投げ込んでいくことが、
大事になってきます。
この、
自分から、
「なんかスローイングしてみたい...」
と思える感覚って、
実はものすごく重要な部分です。
イップスの度合いが重い、軽い関係なく、
自分にとってより自信をつけていく要素
だと思って、
このネットスローや、壁当てなどは、
どんどん試しながら、
沢山投げこんでもらいたいなと思います。
以上、3つの理由を今回は、
説明してきました。
整理すると、
①あらゆる投げ方や、感覚を
試せるから。
②量を投げ込めるから。
③緊張感がない状況で投げれるから。
です。
とにかくこのネットスローや、
壁当てといった練習は、
一番イップス克服へのきっかけを掴むチャンスがある練習
だと思いますので、
ぜひあなたもネットスロー、あるいは壁当てを、
明日の練習からでも取り入れて、
そのなかでもいくつかアプローチなど
試しながらしっかり投げ込んでいくことを
意識してみてほしいかなと思います。
少しでもの変化を手に入れて、
一日でも早くイップスを
克服したいと思っていらっしゃるのであれば、
ぜひこの二つの練習は、
欠かさないでください。
では、今回はこの辺で失礼したいと
思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。