「え、そんなシンプルなの...」簡単すぎてビビるイップスの『間』 への対処法

んにちは! イップス克服アドバイザーのひろむです!

 

イップスに関する悩み相談を日々これまで行ってきた中で、

私自身もそうでしたし、また、多くのイップスの方が

悩みやすいのが、

 

今回解説していく『間』です。

 

 

ただ、いきなり『間』と言われても、

一体何のことだかわからないようなイメージを

持ってしまうと思いますが、

 

いわゆる、「投球前に生じるわずかな時間」のことを、

今回のこの項では言っています。

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主にこの『間」が生じやすいのが、

 

「テイクバック」の瞬間で、

このテイクバックの時間に余裕があればあるほど、

『間』の持つ力は増してきます...

 

この「間」によって、

 

自分の頭の中に「ネガティブな結果」や、

「余計な意識」が浮かびやすくなってしまい、

 

それによって、

 

✅リリースポイントのタイミングがバラバラになってしまう...

✅投げる前の緊張感が増す。

✅暴投や、悪送球の誘発...

 

といった症状が出やすくなっていきます。。。

 

この「間」に対して、

なかなか具体的な対処法がわからない...といった方も、

悩み相談を受けていく中で多く、

 

また、私自身も正直イップスに悩んでいた時期に、

一番の悩みのイップスの種だったと感じたので、

今回アプローチ解説していくことにしました。

 

この「間」に対しては、

いくつか考え方だったり、物理的な対処法があると考えていますが、

 

今回ご紹介する簡単な物理的な対処法としては、

 

「捕ってからすぐ投げる」

という非常にシンプルなアプローチです。

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このアプローチが当てはまるのは

特に「野手」の方ではありますが、

 

「クイックスロー」などのように、

「捕ってからの流れで素早く送球をする」ことを

意識することで、そもそもの「捕球してからの時間」を

最小限にすることができます。

 

 

この時間を最小限にするためにシンプルな考え方による

アプローチがこの「クイックスロー」で、

普段の試合や練習でもすぐに意識すればできてしまうような

アプローチなのではないかなと思います。

 

「シンプルすぎるな...」と、

今この文を読んであなたも思うかもしれません...

 

ただ、このクイックスローを練習していくことによって、

「ランダムな状況」での、「ランダムな握りでのスローイング」

に対応する力も身に付き、

非常に実践的な能力を身に着けることが可能です。

 

 

まずこのクイックスローに関しては、

普段のキャッチボールの中から、

 

キャッチボールの最後の終わりの段階に近づくにつれて、

塁間レベルの距離からどんどん実践して練習していくことも

可能ですし、

 

また、実際に自分自身でかごの中にボールを集めて、

ネットに向かって握ってすぐ投げるような練習も

普段から日課レベルで行っていくこともできます。

 

総じてこれらを繰り返していった結果、

 

これまで「捕った後に生まれていた間」が、

気づかぬうちに自然と減っていきやすくなって

いきます。。。

 

よくチーム内のメニューでだったり、

自分自身でも「クイックスロー」は行ったことがあるとは

思いますが、このシンプルな練習を積めばつむほど、

 

自然と「間」に対する意識よりも、

「早く投げること」に対する意識にも変換していくことが

できるようにもなります。

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ただ、焦ってしまうのは暴投につながりやすくなってしまうため、

「焦らず流れの中で行うクイックスロー」を身につけたいですし、

 

そのためには普段の練習の中で、

現在の環境で無理なく練習していくことが、

大事です。

 

ぜひ今回お伝えした物理的な「間」に対するアプローチの

クイックスローを、

 

今後の練習の中で、

あなたも意識して行っていってもらえると嬉しいですし、

 

自然とこの「クイックスロー」を意識することによって、

「間」に対する苦手意識がなくなっていくと

理想的です。

 

ぜひこの「シンプル」なアプローチを、

今後のあなたの練習の中からでも、

あなたも試していただけたらと思います!