「これが驚異の意識変換...」多少の言葉の違いで意識の差を生むそのメカニズムとは!?
こんにちは! ひろむです!
イップスの人がよく抱きがちなネガティブな感情、
あなたは想像つきますでしょうか?
よくイップスの原因ともなりうる感情であり、厄介なのが、
「○○してしまったらどうしよう...」
という感情です。
「暴投して相手に迷惑かけてしまったらどうしよう...」
「送球ミスして、チームの失点につながったらどうしよう...」
といった、
ネガティブな未来に不安を感じて、
送球が億劫になってしまう、あの感情です。
この心理状態は、
メンタル面でイップスを引き起こす、あるいはイップスを助長することに、
大きな影響力を持っています。
「○○したらどうしよう...」という予期不安に襲われることで、
投げる際の脳裏に、
未来の自分の失敗像がこびりついてしまい、
その失敗を過度に恐れて、思うようなスローイングができなくなる状態を引き起こします。
これはイップスになる人の、
典型的な特徴です。
この感情が強いままであると、
いくら技術的なアプローチをかけたところで、
メンタル面での送球の不安を払拭する事は難しく、
イップス克服も同時に難しいものになっていってしまいます。
この感情を、
いかにポジティブなものに変えていくかが、
メンタル面でのアプローチでは重要になってきます。
ぜひあなたにはこの感情を、
「ポジティブで、自信が持てる言葉」
に変えていってもらいたいと思います。
その上で私が提案するのは、
「○○したらどうしよう...」を、
「○○してやる!」
という言葉に変えてしまうことです!
例えば、
「相手のグラブめがけて、ボールを突き刺してやる!」
といった少し強めのポジティブな言葉であったり、
「絶対にあそこまでボールを届かせてやる!」
といった言葉に変換してしまうのです。
なぜこのような言葉に変えていってもらいたいかと言うと、
主語をポジティブにして、ポジティブな意識に変えていってもらいたいからです。
「○○したらどうしよう...」と考えてしまうと、
主語は「暴投」や、「ミス」といった、
基本ネガティブで、なって欲しくない未来の言葉になると思います。
それを、
「○○してやる!」と変換する事で
「思い切って投げて(やる)」や、「届かせて(やる)」といった、
ポジティブで、自分がなって欲しい未来の言葉へと主語を変換する事が出来ます。
ポジティブな未来を主語にすれば、
ポジティブな予測ができるようになり、
投げる際の予期不安も自然と減ってきます!
この少しの言葉の変換を意識するだけで、
あなたのメンタルは、ポジティブで強い自信を持った意識へと、徐々に変化させていくことが望めます。
「ほんとかな...」
と疑いたくなる気持ちもわかります。
ですが、まずはどんなことでもやってみましょう!
常に、キャッチボールやボール回しの時から相手への送球時に、
「○○してやる!」
と心の中で呟きながら、
どんどん投げてみましょう。
だんだん投げているうちに、
無意識にその意識が備わってくれば、
自分の送球に対する自信はミルミルと上がってくるはずです。
今日のキャッチボール、
今日のボール回し、
今日のシートノックの時、、、
まず「今日」から、
言葉の変換法を試していってみましょう!
メンタル面でのアプローチでは、
とにかく自分に自信をつけていく事が大事なので、
この言葉の変換はぜひ取り入れていってください!
では今回はこの辺で失礼したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。